フィギュアスケートの今季グランプリ(GP)ファイナル(12月10~13日、北京)が来年に延期されることが1日、濃厚となった。

関係者によると、現日程では年末年始の各国選手権を前に、隔離など行動を制限される選手側に配慮。国際スケート連盟(ISU)は前日30日に「延期か中止」と発表したものの、22年北京五輪テスト大会のため開催を模索しており、来年の大陸別や世界選手権への影響が少ない2月24~27日を第1候補に、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら時期を判断するという。23日に米国から始まるシリーズ全6戦は予定通り「1人1大会」で実施。男女のGPファイナル進出者は例年の2倍となる各12人で最終調整に入っている。