「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の大橋悠依(25=イトマン東進)が、日本新の2分5秒04をマークした。10月18日に2年ぶりに更新した自身の日本記録を0秒05更新した。ただ16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)800メートルリレー金メダリストのメラニー・マルガリス(米国)に0秒86差をつけられて、2位だった。

大橋は「予選リーグの中では強豪ぞろいの3戦目。気持ちで負けないようにいった。1秒以上、ベストが速い選手がいたので、できれば勝ちたいと思ったが、自己ベストは更新しようと思った」と話した。

かえる軍団は、ISL3戦目を迎えた。大橋は過去2戦で200メートル、400メートルの個人メドレーで全勝。この日は2位だったが、連戦の中でもタイムを上げた。

萩野は、200メートル個人メドレーで1分52秒69の2位。3戦目で最も速いタイムを出したが、最後の自由形で抜かれて1位は逃した。それでも「まだまだ改善点はあると思う。試合のたびに上げていこうと思っている。今日負けた悔しさを糧にして、個人のパフォーマンスを上げていきたい」とした。

かえる軍団は第1日を終えて、4チーム中3位。最終日は6日(日本時間7日午前0時)に行われる。

ISLは世界各地の10チームが参加。競泳では珍しい団体戦を採用している。各レースの順位ごとに得点が設定されており、チーム総得点で競い合う。各チームは予選リーグを4試合ずつ戦って上位8チームが準決勝に進出。さらに上位4チームが決勝に進出する。