かえる軍団の冒険が終わった。短水路(25メートルプール)で競う競泳国際リーグ(ブダペスト)に初参戦した「東京フロッグキングス」(北島康介GM)は15日、終戦を迎えた。準決勝第1組で4チーム中3位で上位2チームの決勝を逃した。

萩野公介(26=ブリヂストン)は、本命の400メートル個人メドレーで負けなしのISL5連勝。「勝つことは非常に大事だし、勝ち癖をつけること。参加した時から準決勝で一番のパフォーマンスを出したいといっていた。連戦で少しタイムが下がったのは残念だけど、この短期間で連戦して、五輪に向けていい期間になった」と振り返った。

初参戦となったISLについて「世界記録が出るようなレベルの高い試合で泳げる。ただの練習、ただの試合とは違う経験ができる」と評した。自身は2年ぶりの海外試合となって「いろんな選手に『ウェルカムバック』といってもらった」と照れ笑い。萩野が国際舞台に戻ってきた。