慶大が1位決定戦で横国大に快勝した。

前半にランとパスで2TDを挙げてリードし、後半にも1TDラン、2FGを追加。守備はFGのみに抑えて、最後までTDを許さず、27-3で勝利した。3位決定戦では、日体大が国士大に14-13で逆転勝ちした。

慶大の若手QB中心の攻撃はミスも多く、決定力を欠いたが、メンバーのそろった守備は堅く、危なげなく4連勝となった。昨季は不祥事でリーグ戦を途中で棄権し、今季は初の下位リーグBIG8に降格となった。今季は入替戦も昇格、降格もないため、慶大のTOP8復帰は22年以降となる。

20日にはホワイトボウル2020が今季に限って開催され、慶大は北日本王者の北海学園大と対戦する。今季は全日本大学選手権が中止となった。通常は北海道と東北の地区代表が、関東代表と東日本代表決定戦を争ってきたこともあり、両地区連盟の強い要望で実施する。北海学園大は11月のバインボウルで、北海道勢として13年ぶりで東北大に勝利した。