自国開催の19年W杯で初の8強入りを果たし、さらなる飛躍を目指す日本の、次回大会の対戦相手が決まった。
20チームが参加。そのうち、日本を含む12チームは昨秋W杯の成績で自動的に出場権を獲得している。残り8チームは今後の予選で選ばれる。
抽選会後、1次リーグ各組のヘッドコーチ(HC)によるオンライン会見が行われた。
▼1次リーグA組(プールA)
ニュージーランド(世界ランキング3位、以下同)
フランス(4位)
イタリア(14位)
米大陸第1代表
アフリカ第1代表
各HCの主なコメントは以下の通り。
▽ニュージーランドのイアン・フォスターHC
とても楽しみです。W杯は特別だ簡単な組は決してない。1次リーグには、いろいろな歴史がある。前回のW杯では台風で開催できない試合もあった。イタリアは特にそうですね。卓越したチームであるフランスとの試合も特別で、W杯に欠かせない国だ。さまざまな背景や歴史があり、23年大会に向かって準備してくるはず。我々も準備が必要だ。
▽フランスのファビアン・ガルティエHC
どのチームも準備してくるだろう。最高のラグビーが見られる組。タフなグループであることは間違いありません。ニュージーランドは優勝候補の一角だ。3度の優勝を誇り、負けているのをあまり見たことがない。イタリアも成長してきている。開幕戦の相手?それはもちろんニュージーランドがいい。世界中がオールブラックスに憧れている。我々も同じだ。ホームで試合を行えることも素晴らしいチャレンジだ。どの選手にとっても大きなモチベーションになる。一方で重圧にもなる。しっかり準備して、ベストのラグビーをお見せできるようにしたい。
▽イタリアのフランコ・スミスHC
大きなチャンスだ。大きなインスピレーションを得られる。励みにしたい。本戦まで28試合くらいテストマッチがあるでしょうか。それをこなしながら、成長しながら進みたい。1つ1つのテストマッチが重要になる。