11月のNHK杯で日本男子初のグランプリ(GP)デビュー戦優勝を飾った鍵山優真(17=星槎国際高横浜)は、公式練習で好調さをうかがわせた。「自分にすごく(氷が)合っていて、4回転サルコーも跳びやすかったので、すごく良い氷だったなと。あとは曲かけも通して、4回転はかなり調子が良かった。このまま明日まで頑張りたい」とはきはきと答えた。

昨年の全日本選手権ではジュニアながら3位と躍進した。それ以来となる羽生結弦と一緒の練習時間を過ごした。「まず、スケーティングが全然自分とはスピードが違くて。すごく一緒に滑れるのはやる気が出ました。目の前で見るのはすごく刺激になる」と心理面でもプラスになった。「去年はあまり表彰台を狙ってなかったので、今年はしっかり一番上を狙って、それにあった演技をすることが目標です」と目標を掲げた。