日本ラグビー協会の森重隆会長(69)が25日、関西大学Aリーグ(1部)摂南大とBリーグ(2部)大産大の4年生部員計3人が大麻を所持していたとして、5日に大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことを受けて、コメントを発表した。

逮捕されたのは摂南大の2人と大産大の1人。摂南大の2人は今春から練習に参加しておらず、自らの意思で活動を放棄している部員だったという。森会長のコメントは以下の通り。

このたび日本ラグビーフットボール協会登録の複数名の大学ラグビー部選手が、大麻取締法違反容疑で逮捕されたことを誠に遺憾に思います。

当協会では、さまざまな教育や研修の機会を通じコンプライアンス遵守(じゅんしゅ)の重要性を伝えてきておりますが、昨年来よりラグビー界では同様の容疑での逮捕が相次いでおり、これらの問題発生に対して私どもの力不足を痛感すると同時に、悔しくてなりません。

競技者個々人の健全な心身の育成、さらなるインテグリティ追求に向け、ラグビー界一体となって全力を尽くしてまいる所存です。