Wリーグの新潟BBラビッツ(東地区6位)は27、28日、リーグ戦最終週で東京羽田(同5位)と川崎市とどろきアリーナで対戦する。開幕から14連敗で東地区最下位の新潟はプレーオフ進出が消滅。今季初勝利をかけて最終カードに臨む。ケガから復活後、好調のF中山樹(25)がチームを勢いづける。

「勝ちにこだわりたい」。中山は今季最終戦に向かう意気込みを話した。昨年8月に股関節を痛め、ENEOS戦(13、14日)で復帰。ENEOS戦から4試合連続スタメンで1試合平均9・25得点と安定した攻撃を見せている。得意のドライブからのシュート以外に「積極的に狙っていく」と3点ショートも臆せずに打つ。

リハビリ中、苦戦するチームを見ながら、力になれない悔しさを感じていた。コートに戻った今、「自分の役割を果たしたい」と持ち前のアグレッシなプレーで勝負する。