第12Rで優勝戦が行われ、地元の丸山智史(34=山陽)が、G1初制覇を飾った。

2着に渡辺篤、3着は中村雅人が入り、人気の青山周平は5着に終わった。

0メートルオープン戦のスタートは、2枠渡辺、6枠丸山、8枠青山の3人が飛び出した。渡辺が逃げて、丸山は2番手から追う形。ハイライトは5周1角だった。丸山が先行する渡辺の内へ切り込み逆転、その後は独走状態となった。

丸山はこの1着で、区切りの通算200勝目となった。G1初優勝とともにダブルのお祝いとなった。

 

払戻金は2連単(6)-(2)1万1170円、3連単は(6)(2)(7)7万8120円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 

◆オートレースとは 8車立てで、1周500メートルを6周(ビッグレースでは8、10周の時も)行う。全国5カ所にレース場がある。群馬・伊勢崎、埼玉・川口、静岡・浜松、山口・山陽、福岡・飯塚で開催される。選手の技量の差によってハンディ(10メートル単位で最大110メートルまで)が定められている。競走車は左回りコースに合わせて車を倒した時にハンドルが平行になるように取り付けられている。エンジンはオートレース専用に開発されたスズキ製の排気量600CC2気筒。ブレーキは追突事故防止のため付いていない。選手は元アイドルの森且行や元ロードレース世界チャンピオンの青木治親、ロードレース出身の青山周平らがいる。20年の獲得賞金NO・1は青山で8889万4055円。