世界ランキング7位の日本が同15位のタイを3-0(25-15、25-17、25-16)で下し、約1年8カ月ぶりの国際大会で好発進を切った。主将でミドルブロッカーの荒木絵里香(36=トヨタ車体)がチーム最多の14得点。13得点を挙げた黒後愛(22=東レ)と共に勝利に貢献した。日本の次戦は26日に同1位の中国と対戦する。

荒木は「久々の公式戦で(試合が)できることを幸せに感じるし、良いスタートを切れてよかった。この大会とオリンピックに向けて長い合宿をしてきたので、しっかりとその成果を出せた」と振り返った。

25日に開幕したネーションズリーグは、東京オリンピック(五輪)前最後の国際大会。来月下旬までに参加16チームによる1回の総当たり戦を行って順位を競い、上位4チームが決勝大会(来月24、25日)に進出する。