ウィザーズのラッセル・ウエストブルック(32)が、敵地での観客からポップコーンを振りかけられ、怒りと悲しみをあらわにした。第4クオーター途中、足首の治療のためにロッカールームに引き揚げるさいに、頭上から大量のポップコーンをぶちまけられた。試合後の会見で「やじは構わないが、ポップコーンをかけられることは許されないこと。アリーナは選手を守らないといけない。NBAがどうするか注視している」と話した。

会場の事業運営担当トップは「容認できない行動であり、そうしたことに我々は寛容ではない」などと声明を出した。現地報道によれば、行為を行った観客は強制退場となった。

ウエストブルックは今季、主要3部門で1試合2桁をマークする“トリプルダブル”の歴代最多記録を塗り替えた総合力の高いプレーヤー。リーダーシップにも秀でており、チームメートの八村塁からは「センパイ」と呼ばれている。