男子は、清水桜が丘がフルセットの末に浜松日体を2-1で退け、5年ぶり2度目の優勝を飾った。勝負どころでゲーム主将・小池嵩也(3年)のブロックポイントで流れをつかむと、最後は、この日チーム最多得点の望月敬太(3年)が、勝利を決めるスパイクを突き刺した。女子は、富士見が三島南にストレート勝ちで頂点に。昨夏の代替大会を含み、夏の県大会3連覇となった。男女の両校は、全国高校総体(女子=7月27日開幕、男子=8月2日開幕、石川県)に出場する。

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富士見は東部地区大会決勝の再戦となったが、返り討ちにした。森万穂里(3年)が、チーム最多の9得点で攻撃をけん引。最後は、自身のサービスエースで優勝を決めた。「最後の瞬間は涙が出るくらいにうれしかった」。1月の春高バレーに出場したが、大会前に腰を疲労骨折した影響で満足のいくプレーができなかった。チームも初戦敗退し「体のケアをしっかりしていなかったら、故障した。後悔しました」。チームの2年ぶりのインターハイは、自身にとってはリベンジの舞台だ。「みんなと支え合いながら、勝ちたい」と力を込めた。