北海道・網走市内で合宿中のスピードスケートのナショナルチームが8日、オンライン取材に対応した。

18年平昌オリンピック(五輪)女子団体追い抜き金メダリストの高木美帆(27=日体大職)は「体の土台をしっかりつくっていきたいと考えて取り組んでいる。順調にきている」と、五輪シーズンに向けてフィジカルを磨いている。

現在は自転車を使用したトレーニングなどで汗を流しており、まだ氷上練習はスタートしていない。「もっと効率良く体を動かすことができれば、もっとスケートにいかすことができるんじゃないか」と、体に負担をかけない動かし方をテーマに追求しているという。

22年北京五輪へ向けて準備を進める。「1500メートル、1000メートルで一番を取りたいって思いは自分の中にある」と目標を掲げた。前回の平昌五輪では1500メートル銀、1000メートル銅メダルだった。初の個人種目での頂点を目指すつもりだ。そのためにも「自分があの場でやりたいレースを昨季過ごすなかで何となく感じた。それをひたすら実行したい」と集中している。