東京オリンピック(五輪)男子高飛び込み7位の玉井陸斗(14=JSS宝塚)が14日、大阪市内で「水泳の日2021」に参加した。

デモンストレーションで飛び込みを披露。同種目で日本勢21年ぶりに五輪で入賞した14歳は、来年5月の世界選手権福岡大会に向けて「高飛び込みは絶対出たいです。板飛び込みも狙っていって、2つ出られたらいい」と意欲を示した。順調に進めば、パリ五輪に2種目で挑戦していく可能性がある。

板飛び込みは、板の反発を得るためにある程度の体重が必要。玉井はこれまで体重が軽いために、高飛び込みをメインとしていたが「コーチと相談した上になりますが。体を作り直して、板の選手にもなれるようにしたい」。“二刀流”に向けて動きだしていく。

五輪後最初の試合としては、ジュニアオリンピック杯(22~25日、大阪)に出場予定。