フィギュアスケートの関東サマートロフィー(28~29日、山梨・甲府)にエントリーしていた男子の鍵山優真(18=星槎国際高横浜)が27日、インスタグラムのストーリーを更新し、大会を欠場すると報告した。

「いつも応援ありがとうございます。明日出場予定のサマートロフィーですが、練習中に軽い怪我をしてしまったため棄権することにしました。1日でも早く怪我を治し次の試合では万全な状態で皆様に元気な姿をお見せできるように頑張ります」(原文まま)

この大会はジュニア最後の19年に優勝。そのシーズンは全日本ジュニア選手権初優勝やユース五輪金メダルなど飛躍につながっていただけに、印象のいい大会だったが大事を取った。

今季シニア2年目の鍵山は3月の世界選手権(ストックホルム)で初出場ながら銀メダルと躍進。22年北京オリンピック(五輪)出場とメダル獲得を目指している。今月中旬の地方競技会げんさんサマーカップ(滋賀・大津)でシーズン初戦を迎えていたが、2戦目は見送った。

関東サマートロフィーの男子には、佐藤駿(フジ・コーポレーション)佐藤由基(日大)三浦佳生(目黒日大高)が出場を予定している。女子の青木祐奈(日大)もストーリーで体調不良による棄権を報告。吉岡詩果(山梨学院大)らが出場する。