04年アテネ五輪柔道男子100キロ超級覇者の鈴木桂治氏(41)が23日、男子代表新監督就任報道について言及した。

さいたま市の大型複合スポーツクラブ「ジェクサー大宮」での柔道アカデミー後、取材に応じ「もしそうなったら務めたいし、どんな立場や形であれ日本柔道を支えていきたい」と話した。

鈴木氏は12年から男子代表の重量級担当コーチを務め、東京五輪では自身と同じ「柔道界の3冠王」となった100キロ級のウルフ・アロン(25=了徳寺大職)を金メダルに導いた。今月末で2期9年の任期を終える井上康生監督(43)の後任となり、28日の全日本柔道連盟の理事会で正式決定する見通し。