東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(25=イトマン東進)が、珍しい同着の1位をゲットした。

200メートル個人メドレーで先行するウッド(英国)をラスト25メートルで猛追。タッチの勝負となった。2分4秒45の同タイムで1位のポイントを分け合った。順位とタイムを確認すると、大橋は目を見開いてびっくり。ぺろり舌を出して笑った。「個人的にはいいレースができた。ウッド選手と同タイムでチームに貢献できた。やっと2分5秒台が出て、状態も上がってよかった。もうひと段階上げていきたい」。

アクアセンチュリオンズ(イタリア)の大本里佳は2分9秒06で5着だった。

東京五輪代表の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)は、200メートル個人メドレーで1位、200メートル平泳ぎで2位を獲得。さらに400メートルリレー、400メートルメドレーリレーにも出場。この日は4レースとフル回転した。瀬戸は「めっちゃきつかったです」とぐったり。それでも最終日に向けて「明日は大量点が取れるようにしっかり休みたい」と話した。

「東京フロッグキングス」(北島康介GM)は第10戦第1日を終えて、4チーム中3番手だった。