米バスケットボールNBAで、ラプターズの渡辺雄太(27)の開幕ロースター入りが17日、決定的となった。メンバー入りを争う立場だった選手1人の解雇がこの日発表され、渡辺はリーグが定める本契約選手の上限15人に残った。

NBA4季目を迎える渡辺は4日のオープン戦初戦で、わずか約17分の出場時間で10得点7リバウンドと存在感を発揮。その後の4試合は左ふくらはぎの張りで欠場したが、ナース監督は渡辺のメンバー入りを示唆していた。

渡辺は昨季、出場50試合で1試合平均4・4得点、3・2リバウンドを記録し、守備でも貢献。4月には本契約を結んだ。今夏の東京五輪ではダブル主将の1人として日本代表をけん引した。

ラプターズは20日(日本時間21日)に本拠地トロントで、八村塁が所属するウィザーズと今季初戦を行う。