22年2月4日の北京オリンピック(五輪)開幕まで27日であと100日となり、代表争いも本格化する。初出場を目指す北海道出身または北海道を拠点に活動する代表候補たちは、本番への思いを高めている。大舞台への切符を目指す各競技のアスリートたちを紹介する。

ジャンプ男子の佐藤幸椰(26)、佐藤慧一(24=ともに雪印メグミルク)は今季順調に結果を残せば初五輪は目前だ。今月の全日本選手権では佐藤幸がラージヒル、佐藤慧がノーマルヒルでそれぞれ2位に入った。佐藤幸はワールドカップ(W杯)2勝の実績を重ねて台頭。「出ればしっかりチームに貢献する準備はする」。佐藤慧は「1日1日を大事にしたい」と調子を整える。11月からのW杯では開幕メンバー入りしている。