関学大が立命大を28-25で下し、立命大と両校優勝だった19年以来、58度目の優勝を果たした。単独優勝は3年ぶり。RB前田公昭(4年)の先制TDを皮切りにオフェンス陣が活性化。一時逆転を許したが、2年生QB鎌田陽大(はると)のTDパスで逆転した。甲子園ボウル出場をかけた西日本代表決定戦(12月5日、ヨドコウ桜スタジアム)へ進み、6年連続出場を目指す。京大は桃山大に勝利し、最下位を阻止した。

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立命大は先制を許すも、オフェンス陣の猛追で逆転。だが、関学大に逆転TDを許した。終盤にQB野沢のパスをRB田名部がキャッチしてTDを決め3点差としたが、反撃むなしく終了。野沢は「オフェンス陣というより自分が我慢できなかったと思います」と悔しさ混じりに話した。立命大は今後3週間、遠征を含めた週に1度の試合日程を組む。「タフなスケジュールだけど、1週間ごとに試合があることで目の前に集中できる」と前を向いた。西日本代表決定戦まで勝ち抜き、関学大との“再戦”を制しての6年ぶり甲子園ボウルを目指し再び走る。