高梨沙羅(25=クラレ)は開幕戦で合計203・6点で6位だった。通算110度目の表彰台には届かなかった。1回目は空中で揺れながらもK点を越える93メートルで3位で折り返した。2回目は87・5メートルで着地し、順位を落とした。

クラマー(オーストリア)が優勝した。1回目に104・5メートルをマーク。高梨が持っていたジャンプ台記録(16年12月、102メートル)を更新する大飛躍でリードし、2回目96メートルで制した。

岩渕香里(28=北野建設)は81・5メートル、74・5メートルで26位だった。

その他の日本勢は、予選で勢藤優花(24=北海道ハイテクAC)が44位、伊藤有希(27=土屋ホーム)が45位で通過できなかった。岩佐明香(25=大林組)はブーツ規定違反で失格となった。