体操の全日本団体選手権最終日は12日、東京・国立代々木競技場で男子が行われ、順大が6種目合計260・764点で2大会ぶり7度目の優勝を果たした。

けん引したのは東京五輪2冠のエース橋本大輝(20)。あん馬など4種目で15点台の高得点をマークし、「順大の全員の思いを背負って戦った」。最終の床運動を終えると1位を確信し、1本指を突き立てた。

2種目目の跳馬は難度を抑えた「ロペス」を選び、着地をぴたりと止める会心の出来で全体トップの15・200点。10月にも世界選手権を戦い、万全の状態ではなかったが地力が違う。日本体操協会の水鳥強化本部長は「試合になると一気にギアが入る。(つり輪もやっていれば6種目で)おそらく世界最高のスコアになっていた」とたたえた。

今年を表す漢字を問われ、自身の名前にもある「輝」を挙げた。「もう1度世界王者になって、団体で世界一になりたい」。パリ五輪へ、さらに輝きを増す。