新潟アルビレックスBBはサンロッカーズ渋谷に72-97で敗れ、連敗は15に伸びた。97点は今季最多失点で、東地区順位は茨城ロボッツに抜かれて10位から最下位の11位に落ちた。

守備の甘さを最後まで改善できなかった。SR渋谷に19本もの3点シュートを決められた。第2クオーターには21-29から連続13失点。1戦目(11日)と同様に序盤に畳み掛けられペースを握られた。自己最長の29分31秒の出場だったSG木村圭吾(21)は「相手の3点シュートを抑えていれば…。修正力が足りない」と悔やんだ。

平岡富士貴監督(47)はSR渋谷の伊佐勉監督(52)が勝利インタビューで「1人1人が役割以上のことをしてくれた」と話したのを聞き、「うちはどうだったのかなと。そういうところの差」。浮上のきっかけをつかめないまま、黒星だけが積み重なった。