男子日本代表で日本選手権3連覇中のコンサドーレが、チェコに6-11で大敗し、通算2勝3敗となった。チェコは通算4勝2敗。

第4エンド(E)に2点を挙げて追い付いた日本は、再び1点をリードされた直後の第6Eにもスキップの松村雄太が好ショットを決めて4-4の同点に。しかし第7Eに大量4点を失い苦しい展開となると、直後に2点を返したが、第9Eに3点を与えたところで負けを認めた。チェコはスキップのクリーマを中心にショットが安定していた。

松村は「僕のミスで失点して難しいゲームの入りとなり、そのあと同じミスを続けてしまった」と振り返った。前日まではストーンがなかなか曲がらないアイスコンディションだったが、この日は変化。「曲がらないイメージとの微妙なすりあわせができず、曲がることを信じ切れなかったことでミスが続いた」と話した。

再び黒星先行となったコンサドーレは、日本時間15日午後10時から地元オランダと対戦。同カードを含めた残り3試合に向け、松村は「しっかり勝ち切れるようにしたい」と巻き返しを誓った。

◆北京五輪最終予選メモ 男女各9チームが出場し、残り3つの五輪出場枠獲得を目指す。総当たり方式で16日まで1次リーグを実施し、まずは1位チームが出場権を獲得。17日に2位チームと3位チームが対戦し、勝った方が2枚目の切符を手にできる。負けた方は最後の1枚の切符を懸けて、翌18日に4位チームと対戦する。