東京オリンピック(五輪)で銀メダルを獲得した女子日本代表のオコエ桃仁花、本橋菜子の母校、明星学園(東京)が圧勝発進した。

【スコア速報】ウインターカップ2021 女子スコア>

インターハイベスト8を超える成績を目指すチームは、序盤から厳しい守備と走るバスケットで徳山商工を圧倒。193センチのエース留学生アダム(2年)のゴールを皮切りに、開始2分半ほどで9-0とスタートダッシュに成功。前半で28-10と大きくリードを奪うと、要所で2年生の梅野成理の3ポイント、菅野響主将のゴールなどで相手にスキを見せず、35点差で勝利をものにした。

大会の2カ月前に就任したばかりの青木良浩監督(66)は「大会前に自分たちより強いチームとやって、ひどい目に遭ったけど、次の日にガラリと変わった。まだ発展途上のチームだが、試合を重ねて自分たちの力を発揮してほしい」と話した。

主将の菅野は「インターハイの時に東京五輪を見ていて、先輩が頑張っているから自分たちも頑張らないといけないと思った。インターハイから個人も全体もレベルアップしたと思うので、自分たちの走るバスケットをして勝ち上がっていきたい」と話していた。

◆テレビ放送 男子決勝は12月29日午後1時からテレビ朝日系地上波で、女子決勝は12月28日正午からBS朝日でともに生放送。