フィギュアスケートのアイスダンスで結成2季目の村元哉中(かな、28)、高橋大輔(35)組(関大KFSC)が、来年1月の4大陸選手権(エストニア・タリン)、3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)の代表に選ばれた。26日、日本スケート連盟が発表した。

アイスダンス代表選考理由「両組の競技力逼迫、全日本優勝者」小松原組選出>

同組はこの日閉幕した全日本選手権で2位。北京五輪代表を争っていた小松原美里、小松原尊組に1・86点及ばず、選考の結果、五輪代表には届かなかった。

高橋が世界選手権に出場すれば、シングル選手だった13年(6位)以来となる。村元はクリス・リードさんと臨んだ18年大会(11位)以来となる。

日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長は、アイスダンスの選考理由について、「全てのところで両組の競技力が逼迫(ひっぱく)している。競技力が近かったということで、世界選手権(22年3月、モンペリエ)と五輪については出場者を分けた。村元、高橋組を世界選手権に選出しました」と説明した。