東海大大阪仰星(大阪第2)と常翔学園(大阪第1)が全国大会の花園で初対戦した後、両校の監督がエールを交換した。

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東海大大阪仰星の湯浅大智監督(40)は取材対応を終えるや「あいさつに行ってきます」と、一目散に隣のテントで取材を終えた常翔学園の野上友一監督(63)のもとに出向き「ありがとうございました」と頭を下げた。

湯浅監督が、常翔学園がまだ大工大高だった時代に負けた思い出を切り出すと、野上監督は負けた後とあって「え? ウチが勝ったことあったん?」とイジワルな冗談で切り返し、湯浅監督は平身低頭に…。

湯浅監督は東海大仰星に入学し、元監督で現在東海大グループの中心的存在といえる土井崇司氏の指導を受け、母校の指導者となった。

野上監督も現役時代から、大工大高で名伯楽・荒川博司氏(故人)の指導を受けて今がある。同じように名将の後を継ぐ、23歳下のラガーの頑張りがうれしそうだ。取り囲んだ記者を前に「これぐらいの年齢の指導者がね、脂ののっている指導者がね、どんどん次の世代を育ててくれるんですよ」と持ち上げた。最後は照れ隠しのように「でも、俺はまだまだやるで! 死ぬまでやったる!」と笑っていた。」【高校ラグビー】高校ラグビー2021関連ニュース>

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