米沢中央(山形)が首里(沖縄)にストレート勝ち。エースで姉の亀井美子主将(3年)がチーム最多14得点。妹達子(1年)は初の舞台で貴重な経験を積んだ。

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米沢中央が2年連続初戦を突破。姉妹で臨む最初で最後の春高で好発進した。

エースが勝負を決めた。第1Sから姉の亀井美の連続得点で流れをつかむと徐々に点差を広げて先取。第2Sはミスもあって競り合う展開が続いたが、最高到達点297センチを誇るスパイクで点差を詰めさせなかった。4点リードの終盤にはバックアタックをコートに突き刺し、試合を決めた。亀井美は「出だしは良い雰囲気でできたが、途中から自分たちのミスでボールをつなげられないミスが出た」と振り返った。

左利きの妹達子も存在感を見せた。試合の序盤は緊張していたが次第に硬さがほぐれ、第2Sにはブロックアウトで得点をマーク。石田和也監督(49)は「緊張がプレーに出た部分もあったが1本決めることができて次につながると思う」とさらなる成長を願った。

姉妹で臨む特別な舞台だ。達子は「お姉ちゃんとやりたいという気持ちで入学したので、この春高に懸けてきた。姉妹でやるのが最後になるので結果を残せるように頑張りたい」。今日6日の金沢商戦に勝てば、昨年と並ぶ過去最高の16強となる。亀井姉妹が1日でも長く、コートに立ち続ける。

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