男子で2年ぶり2度目出場の清水桜が丘(静岡)は、2年連続5度目出場の東海大相模(神奈川)との接戦を0-2で落とした。

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清水桜が丘が競り負けた。第1セット。24-22の場面から、4連続失点を喫して落とす。第2セットも21-19と先行しながら、4連続失点で逆転された。両セットとも、つかみかけた流れを終盤に失い、ストレート負け。牧田健司監督(46)は「終盤にミスも出て逆転される。勝負弱さを象徴した試合」と厳しかった。

初のベスト16入りを目指した2年ぶりの「春高」は、初戦敗退。戸塚大貴主将(3年)は「緊張感が違って、力を出し切れなかった」と振り返った。初出場初勝利を挙げた2年前の会場は、有観客の武蔵野の森総合スポーツプラザ。この日は無観客の東京体育館。雰囲気の違いも響いた。

それでも、チーム最多12得点の望月寛太(3年)が県大会後に磨いてきたバックアタックを沈めるなど、随所で進化は見せた。「悔しい気持ちは当然あるけれど、出せる部分は出し切れた」。最後は、すっきりとした表情で会場を離れた。

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