大坂なおみが、新たな出発を誓った。9日(日本時間10日)に幕を開けたテニスのBNPパリバ・オープン(米インディアンウェルズ)の事前会見が同日、行われ、1月の全豪オープン以来の実戦となる元世界女王の大坂なおみ(24=フリー)は、「もう過去にとらわれることはない」と、新たな船出を期した。
大坂は、昨年9月の全米3回戦で敗れると「少し休養したい」と話し、ツアーを離脱した。1月のオーストラリアで復帰し、全豪は3回戦で敗れたが、「(敗戦でも)自分が違うと実感した。やりきったと思えた」と、敗退を受け入れるすべを学んだようだ。
現在の世界ランクは78位。しかし、焦りもなければ、不安もない。4大大会4度の優勝に、元世界女王という肩書は、すべて過去のものだ。「気持ちは穏やか。だって、以前は、決勝の切符を持っているから見に行くわ、とか言われたけど、今は楽しんでねって言われる。とてもうれしい」。
それでも、今大会は、18年にツアー初優勝を飾った思い出の地だ。「たくさんのいい思い出がある。いいプレーをするのが、最大の目標」。1回戦は、17年全米優勝で、同38位のスティーブンス(米国)が相手だ。試合は、日本時間11日午前8時以降の開始で、センターコート第3試合だ。


