男子テニスのシングルスで4大大会最多21度優勝を誇るラファエル・ナダル(35=スペイン)が肋骨(ろっこつ)の疲労骨折のため、最長6週間離脱すると22日、ロイター通信が伝えた。

ナダルは前週まで米カリフォルニア州で行われたBNPパリバ・オープンで準優勝した際に、胸の不調を訴えていたという。帰国後にバルセロナの病院で診断を受けた。

ナダルは「これはいいニュースではない。まったく予期していなかった。シーズンをいい形でスタートし、私はいい気持ちといい結果で1年でも大事な時期を迎えていたので、失望し、悲しんでいる」との声明を出した。

次の4大大会は、得意とする赤土の全仏オープン(パリ、5月22日開幕)となる。