スケートボードの男子ストリートで東京オリンピック(五輪)金メダリストの堀米雄斗(23=ミクシィ)が、予選1位で25日の決勝に進出した。

1本目のランを終えて2位だったが、2本目では躍動感のあるトリックを披露して1位に浮上した。「オリンピックは観客がいなくて寂しい部分もあったけど、Xゲームではいろんな人が見に来てくれてうれしかったし、スケボーの楽しさをジカで分かると思う。決勝では自分の新しい技に挑戦して1位になりたい」と意気込んだ。

アクションスポーツ世界最高峰の「祭典」は、日本初開催。新型コロナの影響もあって直前で欠場者が相次いだとはいえ、世界のトップが集結した。

東京五輪の影響で、スケートボードの認知度も上昇中。堀米は「スケートボードが少しずつ認められるストリートスポーツになっている。日本のスケートボード業界を盛り上げていきたい。自分はアメリカに拠点を置いているので、世界のレベルを上げられるように頑張りたい」と話した。