バスケットボール女子の米WNBAワシントン・ミスティクスに入団した町田瑠唯(29)が25日(日本時間26日)、米ワシントンで日米合同会見に臨み、心境や意気込みを語った。

会見冒頭で町田は、「ハロー。マイネームイズ、ルイマチダ。プリーズコールミールイ。アイムハッピートゥビーヒヤー。ナイストゥーミートゥー。サンキュー」と英語であいさつ。そして日本語で、「自分の役割やチームに求められていることを発揮してチームの目標である優勝に貢献できるように頑張りたい」と続けた。

WNBAについては、もともとは大きな興味があったわけではなかったと言うが、「ミスティクスさんからオファーいただき、話を聞いたときに、挑戦したいという気持ちになった」と話した。

一部の選手やスタッフとはこの日にあいさつしたそうで、「すごくウェルカムで、温かくてエネルギッシュと感じた」と笑顔を見せた。

Wリーグのレギュラーシーズンは約半年で24試合が組まれるが、5月に開幕するWNBAは3カ月で36試合を消化。全米各地を転戦しながら戦うことになるが、「調整しながら、うまくいいコンディションに合わせられたら」と意欲的に話した。

同じくワシントンに本拠地を置くNBAウィザーズには八村塁が所属する。“もう1人のルイ”から直接助言を受ける機会はこれまでのところなかったそうだが、「会う機会があればいろいろな話を聞きたい」。対面を心待ちにしている様子だった。

町田は昨夏の東京オリンピック(五輪)で日本の司令塔として奮闘し、五輪記録となる1試合18アシストの記録を樹立するなど銀メダル獲得に貢献。21-22年シーズンのWリーグで富士通レッドウェーブをプレーオフ準優勝に導いた。