フィギュアスケート女子の坂本花織(22)と三原舞依(22=ともにシスメックス)が31日、神戸市役所で表彰式に出席した。

坂本は2月の北京オリンピック(五輪)銅メダル2個で「神戸栄誉賞」、3月の世界選手権金メダルで「神戸市スポーツ特別賞」をダブル受賞。三原は1月の4大陸選手権優勝で「神戸市スポーツ特別賞」を受賞した。

贈呈式では久元喜造市長らから表彰状とトロフィーを贈られた。

坂本は「北京五輪は2度目のオリンピックで、1回目(18年平昌)よりもよく周りがみえて状況判断ができました。ベストの演技ができて、小さいころからの夢であるメダルがとれてうれしく思います。いいシーズンでした。皆様の支えがあってこそと感謝しています」と口にした。

三原は「4大陸選手権はフリーの演技前に、涙がでそうなほど緊張したんですが、何とか自分を信じて、練習を信じてできた。満足しています。たくさんの方々にサポートをしてもらって、スケートが続けられている。スケートで恩返しをするためにレベルアップしたいです」と意気込んだ。