東京オリンピック(五輪)バドミントン混合ダブルス銅メダルの渡辺勇大(24)、東野有紗(25)組(BIPROGY)が3日、東京都内で練習を公開した。

5月下旬のタイ・オープンではベスト4に進出。23日に帰国すると、その2日後から早速練習を再開した。この日はチームメートの金子祐樹、松友美佐紀と渡辺が3人で組み、東野に対して3対1でのノック練習などを行った。

今後は東南アジアで3大会に出場後、8月には東京開催の世界選手権(東京体育館)が控える。世界一を決める同大会で19年は3位、21年は準優勝と1つずつ順位を上げている。東野は「(日本代表の)ジェレミー・コーチとも、『銅、銀ときているから、次は金だね』と話をしている。次こそは金メダルを取りたい」。

東京五輪は無観客で行われたが、世界選手権ではファンの前でプレーできる可能性が高い。渡辺は「応援されるとモチベーションが上がるし、強くなれる。たくさん応援してほしいし、ミスをしても励ましてほしい」と話した。