レスリングの明治杯全日本選抜選手権が17日、東京・駒沢体育館で2日目を迎え、女子フリースタイル57キロ級の桜井つぐみ(20=育英大)が残り3秒からの逆転劇で初優勝した。

昨年は55キロ級で世界一。五輪階級に上げた今年も世界選手権(9月、セルビア)切符をつかんだ。五輪2大会連続金メダルで育休中の川井梨紗子(27)を脅かす1番手で「成長して倒さないといけない」と燃えた。同68キロ級は森川美和(22=ALSOK)が2連覇を遂げた。