東京オリンピック(五輪)銀メダルの日本(世界ランキング8位)が、トルコ(同9位)に2連勝を収めた。

日本は前日に続いて硬い守備が光った。立ち上がりに東藤なな子(トヨタ紡織)のスチールを起点にオコエ桃仁花(富士通)がシュートを決めて先制してリズムをつかんだ。その後、相手が反撃する場面もあったが、第2クオーターには宮沢夕貴(富士通)の外角シュートなどでリードを広げ39-23で前半を折り返した。

後半に相手の流れになりかけた時間帯もあったが、しっかり踏ん張った。

15得点を挙げた前日に続いて、この日もチーム最多タイの11得点を挙げたオコエがMVPに選出された。受賞についてオコエは「みんなのパスやアシストのおかげ。チームに感謝したい」と笑顔。この日の試合については、「後半ばたついてしまったので、それがこれからの課題」と振り返った。

日本は9月下旬から開催されるW杯(シドニー)に出場する。オコエは、「パリ五輪金メダルを目指している。W杯でもいい結果を出したい。チームの力になれるように一生懸命頑張る」と貢献を誓った。