バスケットボールB1の三遠ネオフェニックスが1日、本拠地の愛知県豊橋市内で新体制発表の記者会見を行った。昨季まで千葉Jを率いた大野篤史監督(44)の就任と、東京五輪男子日本代表SF金丸晃輔(33)らの新加入選手が正式に発表された。移籍の目玉となった金丸の一問一答は次の通り。

-ファンに向けてひと言

金丸 僕にできることはすべて全力でやっていきたい。

--移籍の決め手は

金丸 チームが新しく生まれ変わることに貢献でき、僕もチャレンジできることが、一番大きな決め手になった。3点シュートが持ち味なので、どんどん打ってチームに貢献したいと思っている。

-チーム低迷からの脱却が急務だと思うが、その決意や覚悟は

金丸 新体制になることでプレッシャーはあるが、それに負けず、むしろそれを楽しみにかえて、気負うことなくやっていきたい。

-三遠の印象は

金丸 三河(に所属した)時代に何度も試合をし、負けたこともあれば勝った試合もある。(対戦していて)すごくいいチームで、伝統のあるチームという印象だった。

-チームと個人としての目標は

金丸 チームとしては、今まで以上の成績を残すこと。個人としては、特に数字とかにはこだわっていない。(自分の)持ち味を出すことだけ。どんどん貢献したいと思っている。まずはチームが勝つことを最優先に考えている。

 

金丸以外の日本人選手は、SF根来(ねごろ)新之助(34=前B1三河)PG佐々木隆成(26=前B2熊本)SG細川一輝(24=前B1京都)PF大宮宏正(38=前B1千葉J)PF土屋アリスター時生(ときお、26=前B1横浜)が加入。他にPFヤンテ・メイテン(25=米国出身)PFアイゼイア・ヒックス(27=同)PGカイル・コリンズワース(30=前B1三河)の外国人3選手も加わる。