1次リーグC組の日本(世界ランキング38位)がカザフスタン(同68位)に逆転勝ちし、100点ゲームで白星発進した。

前半は一進一退の攻防が続く展開。45-48と3点リードを許して折り返した日本だが、第3クオーター(Q)に流れを引き寄せて逆転し、突き放した。

主将の富樫勇樹は「試合の入りは少し硬くなっていたが、後半に守備からリズムをつかみ、練習してきたバスケットを出すことができた。いい勝利だった」とうなずいた。

ホーバス監督体制になって初出場となる渡辺雄太(27)はチーム最多21得点を挙げ、8リバウンド、3ブロックを記録。力強いダンクを決めるなどチームに活力を与えた。

西田優大(B1三河)や富永啓生(米ネブラスカ大)も外角シュートで得点を量産。河村勇輝(B1横浜BC)は代表初得点を含む8得点8アシストをマークするなど、攻守で存在感を示した。

15日にシリア(世界ランキング83位)、17日にイラン(同23位)と対戦する。渡辺は大会前、1次リーグについて「3つ全部勝って1位で(決勝トーナメントに)行くことが目標」と話していた。

同組1位通過の場合は20日の準々決勝へ。同組2、3位の場合は19日の準々決勝進出決定戦に回る。