バレーボール女子日本代表の山田二千華(にちか、NECレッドロケッツ)が、サーブ改造に取り組んでいる。

世界選手権(9月23日開幕、オランダ・ポーランド共催)に向けた壮行試合として、兵庫・姫路市内で2日間(20、21日)紅白戦を一般公開した。

昨夏の東京オリンピック(五輪)代表の山田は、今合宿から真鍋政義監督のアドバイスでサーブの修正に着手しているという。

「サーブを両足踏みきりに変えました。ヒザの調子が悪いので、片足だと負担が大きくなる。両足にしたことでジャンプ力と、スピードに乗るサーブができる。最初は様子見だったのですけど、だんだん感覚が良くなってきました。継続していきたいと思います」

そう明かした山田は、会見の際も両膝にアイシングをしていた。

愛知県豊田市出身。184センチで、現代表では最も身長が高い。

20年から代表入り。コロナ禍でここ数年は無観客か、人数制限のある中での試合が多かったため、大勢の観衆が集まった壮行試合で刺激を受けた様子だった。

「たくさんの人が会場に集まった中では、初めての日本での代表。日の丸を付けてプレーできて良かったです」

昨夏の東京五輪で日本は25年ぶりに1次リーグ敗退という屈辱を味わった一方で、今年のネーションズリーグは7位に入った。

目標とする世界選手権8強入り、その先にある24年パリ五輪メダル獲得へ、成長を続ける。

【世界選手権・日本の1次リーグ日程】

☆9月25日 日本-コロンビア

☆同26日 日本-チェコ

☆同28日 日本-中国

☆同30日 日本-ブラジル

☆10月2日 日本-アルゼンチン