フィギュアスケートで4大陸女王の三原舞依(23=シスメックス)が31日、誕生日の祝福メッセージに感謝の意を込めた。

都内で契約する「アンダーアーマー」が企画したファンミーティングに出席。参加者から「最近、一番楽しかったこと」を問われ、すぐに「(8月22日の)誕生日です」と言い切った。

当日は午前0時になった瞬間、祝福メッセージを相次いで受信し「これが夢の中だったらどうしよう…」とよぎるほどだったという。合宿中でプライベートを楽しむ余裕はなかったが「皆さんにメッセージやプレゼントをいただいた。本当に幸せでした」と感謝した。

今春からは甲南大の大学院に進学し、スポーツの心理面を深く学んでいるという。スケートそのものはもちろん「これからのスケート人生に生かしていきたい。メンタルのもっていき方などを研究していきたい」と意気込む。今後の人生については「『これをしたい!』という大きなビジョンはないです。今は1日1日、スケートができることを楽しみたい」と正直な思いを明かした上で「今季は『トップアスリートになる』ことを目標に頑張ります」と心身両面での成長を誓った。【松本航】