【ニューヨーク=吉松忠弘】全仏混合女王の柴原瑛菜(24=橋本総業)が混合ダブルスで8強入り。女子ダブルスでも3回戦に進出だ。

まず女子ダブルスで、6-2、6-4のストレート勝ち。続く混合ダブルスも、6-3、6-4で勝ち、1回戦に続き、1日2勝で勝ち上がった。

2種目とも、「コンビネーションが良くなってきている」と調子は上々。「今日の方が、前回よりももっといいと思った」と、プレーを重ねるごとに、手応えを感じ始めている。

混合は、今年の全仏で栄冠を手にした。しかし、4大大会の女子ダブルスでは、まだベスト4が最高成績だ。ともに青山修子とのペアで成し遂げたが、今年からムハンマド(米国)と組む。

混合は「楽しんで、男子に対してチャレンジするようなもの」と言う。その分だけ、リラックスしてできる。しかし、女子ダブルスは緊張も伴う。「4大大会で2週間戦うのは長くて、最後の最後までいいプレーを続けなくてはならない」のが上位進出のカギだ。

◆全米オープンテニスは、8月29日から9月12日まで、WOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドとテニスワールドでも全コートでライブ配信される。