日本トライアスロン連合は6日に理事会を開き、7月27日に合宿中のフランス・オルレアンで25歳で亡くなった宮崎集(つどい)さんの事故の経過が報告された。

現地時間午前9時35分ごろ、宮崎さんはバイク(自転車)の練習中に対向車と接触。強烈な下りやカーブ、雨天など事故の確率が上がる環境ではないとされ「イージーライド」と呼ばれる負荷の軽い走りだったという。事故発生後に日本連合のスタッフと遺族が現地入り。警察を含めた当局と状況を確認した。

現在はフランス当局からの事故証明書の発行を待っている。大塚専務理事は「ハード(負荷の高い練習)では前後に車をつけたり、監視員をつけたりとマニュアルが組まれている。イージーライドの際の対策を講じていく必要がある。事故証明書が現地から上がってきたところで、再発防止のプランをしっかりと立てて、選手、指導者に提示したい」とコメントした。