レジェンドがホームのファンを沸かせた。宇都宮の田臥勇太(42)が今季最長の10分4秒プレーし、2ゴールを決めた。

第2クオーター(Q)スタートから出場。体を張った守備で劣勢のチームを鼓舞する。20点以上の大差のついた第4Qでも集中力を切らさず、3点シュートを含めて5得点。最後まであきらめない姿勢に、地元ファンも惜しみない拍手を送った。

「平日なのにこれだけ多くの方々(3764人)に来ていただいている。最後の最後まで戦うのは当然。そこはプライド」。チームは3勝6敗、東地区6位と苦しい状況にあるが「いい部分もいっぱいある。そこをどれだけ伸ばせていけるか。今の状況を1人1人が真剣に受け止めて、チャレンジを続けていけば、絶対、このチームは大丈夫と思っている」と巻き返しを誓っていた。