GPシリーズ第3戦フランス杯で初出場3位の住吉りをん(19=オリエンタルバイオ/明大)が、初成功を目指す4回転トーループ(4T)の練習を重ねた。やや回転不足ながら3度の着氷で好調を示した。

今月上旬のフランス杯フリーでは転倒したものの、再び国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初となる4T成功を目指す今大会。30分間の終盤にトライを繰り返した。回転が足りず、本人も「キレイに降りられたものはなかったんですけど」と言いながら2回連続で片足着氷するジャンプを、始めた最初から披露。その後は転倒やパンクもあったが、最後に再び着氷してみせた。

「方向や軸の作り方は良かった。あとは本番でキレイに降りられるように上げていくだけかな」

フランス杯の後に疲労で調子を落としたそうだが「休めなかった中で1日オフがあって疲れが取れて、少しずつ上がってきた」と復調気配。ノービス時代にエキシビションで出演したNHK杯に向けて「テレビで見てきた大会なので不思議な感覚ですが、フランス杯と同じように期待し過ぎず楽しみたい」と話した。

ショートプログラム(SP)の曲かけでは、ダブルアクセル(2回転半)から3回転フリップ-3回転トーループ、最後に3回転ルッツを決めていた。

SPは18日、フリーは19日に行われる。【木下淳】