宇都宮ブレックスが接戦を制し、アウェーで連勝した。前日の敗戦から攻守を修正してきたシーホース三河相手に、なかなか主導権を握れない。第1クオーター(Q)終了時は同点(17-17)、第2Q終了時は1点ビハインド(35-36)、第3Q終了時は2点リード(51-49)と、まさにシーソーゲームを演じた。

勝利を方向づけたのが、遠藤祐亮(33)だ。第4Q残り6分51秒、逆転の3点シュートを成功させ、チームはそこから三河を突き放した。遠藤は全部で5本の3点シュートを成功させ、相手の士気を効果的にくじいた。

苦しみながらもアウェーで連勝し、通算5勝6敗とした佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチ(38)は「チーム状態からいけば、まず勝ったことがプラス」と話した。勝利の立役者の遠藤も「(外国籍選手が1人欠員の)厳しい状態だけど、これで勝っていくのがブレックスらしさ」と振り返っていた。

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