新潟アルビレックスBBは秋田ノーザンハピネッツに59-68で敗れ、このカードで連敗した。第1クオーター(Q)で6-24と18点のリードを許した。第2Q以降は追い上げ、一時は6点差まで迫ったが及ばなかった。

第1Qのビハインドが響いた。46-54で始まった第4Q、出だしにCコフィ・コーバーン(23)のシュートで48-54。射程圏内に秋田をとらえた。だが、これ以上は詰められなかった。「第1Qは向こうの守備のプレッシャーがきつく、攻撃の方は止められなかった」。コナー・ヘンリー監督(59)は悔やんだ。

ただ収穫もあった。ルーキーのPGモサク・オルワダミロラ雄太ジョセフ(21)が11分11秒の出場で7得点2アシスト。放った3本のシュートはすべて成功した。「積極的にいきすぎないようにし、守備を重視した」。3試合ぶり出場だった17日の1戦目はターンオーバー4個だったが、この日は0で通した。

モサクは「試合に出られない時は悔しかったが、貢献できるように準備をしていた」。SFロスコ・アレン(29)が右手の骨折で長期離脱中で、この日はPG綿貫瞬(35)、SG杉本天昇(24)も不出場。その中で期待の若手が経験を積めたことは好材料になった。【斎藤慎一郎】