アルバルク東京が10連勝を飾った。出足こそ宇都宮にリードされたものの、すぐにリズムを取り戻す。第1クオーター(Q)を22-18と4点リードで終えると、その後も着実に加点していき、危なげなく逃げ切った。

 

この日は3点シュートがおもしろいように決まった。16本打って11本成功。試合前まで成功率はB1最下位の29・8%だったが、この日は68・8%という脅威の高さ。特に安藤周人(28)は6本打って5本決め、チーム最多の19得点をマークした。

 

会心の勝利に、デイニアス・アドマイティス・ヘッドコーチ(48)は「最初の3分間はやられたが、残りの37分間はわれわれが主導権を握った」と振り返る。開幕当初は勝ったり負けたりだったが、ここに来て10連勝。首位千葉を勝ち星1差でピタリ、追走している。同ヘッドコーチは「開幕直後に比べてコンディションレベルが上がってきた」と手応えを感じていた。