アランマーレ秋田が、日立ハイテクを64-59で破り、今季アウェー初勝利となる3勝目を挙げた。

前日24日、延長戦で負けた教訓を生かした。前半は24日とは逆の展開で、29-40の11点ビハインドで折り返し。ハーフタイムに「今日はこちらが相手を振り切ろう」と声を掛け合い、後半に臨んだ。

この日は奥村鈴(22)、高橋悠佳(23)がともに13得点と躍動。思い切りよく放ったシュートがリングを捉え、第3クオーター(Q)を18-9とし、2点差にまで追い上げた。また、24日に負傷退場した河瀬ひとみ(29)が試合に復帰。身体を張ったディフェンスで相手の突進を防ぎ、12得点と要所でシュートを決めたのが光った。小嶋裕二三ヘッドコーチ(55)は「昨日ダメだったインサイドのダブルチームが奏功し、相手の外国人センターにストレスを与え(5ファウルで)ファウルアウトに追い込んだのが大きかった。昨季プレーオフに進出したチームに勝てたことは大きな自信になりました」と振り返った。アランマーレ秋田は、元日に三菱電機と対戦。23年のスタートを切る。