32大会連続32回目出場の石見智翠館(島根)が、前回大会に続いて3回戦で花園を去った。
前半14分、ロックのホルス陸人(3年)がトライで先制するも、同27分に右のスペースをつかれて追いつかれ、5-5に。
後半は3点リードを許して始まったが、同17分にゴール前15メートルからのPGを成功。同点に追いついたが、同23分にトライを献上し、8-15で競り負けた。
6大会連続の3回戦敗退となったが、安藤哲治監督の表情は穏やかだ。
「素晴らしいゲームだった。まさにやろうとしていたプレーができてて、見ていて楽しかった」
花園の大舞台に立ち、2300人もの観客の前で自信を持ってプレーした選手をたたえた。聖地で完全燃焼したチームは、全国制覇への思いを、敗れた天理(奈良)に託す。